シンボルの唐津城をはじめ、勇壮な曳山が並ぶ曳山展示場、レトロな外観の旧唐津銀行など、唐津には魅力的な観光スポットがいっぱい。
どこに行くか迷ったら、知識豊富なガイドと楽しむ街歩きがおすすめです。説明を聞きながら巡れば、往時の情景がありありと目に浮かぶはず。
歴史ロマンあふれる唐津を、ゆっくり探索してみませんか?
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- 唐津神社の横にある曳山展示場では、唐津くんちの歴史を学ぶことができます。祭りで使用される曳山が一堂に展示されており、ずらりと並んだ様は壮観のひと言。その優れた造形美は、鯛や獅子、武将の兜を模したものなど多種多様です。幾重にも塗られた色とりどりの漆からは、熟練の職人の巧みな技を感じ取ることができます。
※展示場建て替えのため、2021年10月1日よりふるさと会館アルピノ旧多目的ホールにて一時移転開業中。
- 唐津神社の横にある曳山展示場では、唐津くんちの歴史を学ぶことができます。祭りで使用される曳山が一堂に展示されており、ずらりと並んだ様は壮観のひと言。その優れた造形美は、鯛や獅子、武将の兜を模したものなど多種多様です。幾重にも塗られた色とりどりの漆からは、熟練の職人の巧みな技を感じ取ることができます。
- 曳山展示場
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- 住所
- 唐津市新興町2881-1(ふるさと会館アルピノ旧多目的ホール)
- 電話番号
- 0955-73-4361
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- 時間
- 9:00~17:00(入館は16:40まで)
- 休み
- 11/3~4,12/29~12/31
- 徒歩6分
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- まずは、唐津が日本に誇る近代洋風建築、旧唐津銀行へ。赤レンガと白御影石のコントラストは、街中でひと際目を引きます。竣工は1912(明治45)年。明治建築界の草分け的存在・辰野金吾監修のもと、彼の愛弟子である田中実が設計しました。アーチ型の窓や王冠のような尖塔など、「辰野式」と呼ばれる独自のデザインが特徴です。
- 旧唐津銀行
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- 住所
- 唐津市本町1513-15
- 電話番号
- 0955-70-1717
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- 時間
- 9:00~18:00
- 休み
- 12/29~12/31
- 徒歩6分
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- 次に訪れたのは、奈良時代に創建されたとされる唐津神社。堂々とそびえる白い鳥居が出迎えてくれます。境内では海の神様である住吉三神が祀られ、海上安全はもちろん、受験合格などの願望成就にもご利益があるといわれています。秋季例大祭は言わずと知れた唐津の最大のお祭り、唐津くんち。毎年11/2~4に行われ、50万人以上の人出で賑わいます。
- 唐津神社
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- 住所
- 唐津市南城内3-13
- 電話番号
- 0955-72-2264
- 徒歩2分
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- 曳山展示場から唐津城方面に歩いていると、江戸時代の建造物のような建物が目に入ります。ここが次の目的地である西ノ門館です。館内では、江戸時代の唐津焼をはじめとする出土文化財を展示するほか、若手作家を中心としたお手頃価格の唐津焼も販売。また、曳山専用の修理場では、職人による曳山の保存修理や漆の塗り替え作業を無料で見学できます。
- 西ノ門館
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- 住所
- 唐津市北城内1-8
- 電話
- 0955-75-3667
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- 時間
- 9:00~17:00
- 休み
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 12/29~1/3
- 徒歩4分
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- 続いて訪れたのは、「肥前の炭鉱王」として名を馳せた高取伊好(たかとりこれよし)の旧宅。和を基調としながらもアールヌーボー調のシャンデリアを設えた洋間があるなど、近代和風建築といわれる和洋折衷の造りが特徴です。贅沢な空間に圧倒されますが、部屋に合わせて杉戸絵の画題を変えているなど、至る所で高取伊好のこだわりを見ることができます。
- 旧高取邸
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- 住所
- 唐津市北城内5-40
- 電話番号
- 0955-75-0289
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- 時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 休み
- 月曜日(月曜が祝日の際はその翌日)12/29~1/3
※連休や年末年始には、特別開館する場合があります。
- 徒歩8分
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- 街歩きのゴールは唐津城。天守閣までは、石段のほかエレベーターでも登ることができます。城の最上階へは、唐津にまつわる史料を観賞しながら移動。目に飛び込む唐津湾や城下町の絶景は、風光明媚のひと言に尽きます。唐津城は、左右の砂浜が翼を広げた鶴に似ていることから、別名、舞鶴城とも呼ばれています。
- 唐津城
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- 住所
- 唐津市東城内8-1
- 電話番号
- 0955-72-5697
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- 時間
- 9:00~17:00(入館は16:40まで)
※季節により開館時間変更
- 休み
- 12/29~12/31
※2016年10月2日(日)~2017年夏頃予定まで天守閣は内部改装中につき入館できません。