九州の海岸や山などを五感で感じながら歩く「九州オルレ」。
全長11.2kmの唐津コースには、桃山文化が息づく名所や景勝、グルメスポットが点在しています。
オルレ発祥の地である韓国・済州道(チェジュド)西歸浦(ソギポ)市と、姉妹都市として交流を深めている唐津。
済州道とよく似た海を眺める海岸オルレで、唐津の魅力を体感しましょう!
-
- 農水産物直売所、物産館、食事処を併設した道の駅。鎮西町でとれた新鮮な農産物や玄界の幸、お土産などが豊富にそろい、イカの活き造りなどの活魚料理も味わえます。敷地内の観光案内所で観光情報を収集したら、いよいよオルレに出発! スタートポイントは第2駐車場にあり、車はここに停められるので便利です。
- 道の駅 桃山天下市
-
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1859
- 電話番号
- 0955-51-1051
-
- 時間
- 店舗・売店9:00~18:00農産直売所は7:20~18:00)
レストラン11:00~18:00
- 徒歩5分
-
- 豊臣五大老のひとり前田利家が、朝鮮出兵の際に築いた陣跡。陣から本城である名護屋城大手門までわずか500mという位置から、豊臣秀吉との親密な関係を伺うことができます。高さ6mの石垣からなる出入り口「虎口(こぐち)」、つくばって使用された手水鉢「蹲踞(つくばい)台」などが、格式ある利家の居館の様子を伝えています。
- 徒歩20分
-
- 利休七哲のひとりとして茶の道を究め、侘び茶を武家風に発展させた古田織部(おりべ)は、造園、建築、茶道具、陶器などの指導者としても知られています。そんな織部が築いた陣は軍備的ではなく露地風の雰囲気が漂い、茶人ならではの特徴をもちます。現在は石垣が残り、澄んだ空気と一緒にのどかな自然の風景を見渡すことができます。
- 徒歩30分
-
- 越前北ノ庄(現・福井県福井市)の大名・堀秀治の陣跡。朝鮮出兵には、わずか16歳ながら6000人の兵を率いて参陣しました。秀治自身は渡海せずに、戦いの間はこの陣で生活。11ヘクタールと広々とした陣内には遺構が良好な状態で残っており、広間や御殿、能舞台、数奇屋敷などが、当時の武将たちの生活ぶりを偲ばせます。
- 徒歩15分
-
- むき出しになった木の根っこが自然の趣を感じさせるこの道は、晴れた日には心地よい木漏れ日が注ぎます。江戸時代の地図「慶長肥前国絵図」には、「太閤道」と一緒に描かれていると推定されています。"400年前、大名たちはどんなことを考えながらこの道を通ったのだろう"。悠久のロマンに浸りながら散策するのも楽しみのひとつです。
- 徒歩5分
- 茶苑 海月
-
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町名護屋3458
- 電話番号
- 0955-82-4384
※要入苑料
- 徒歩5分
-
- 国の特別史跡。1592年、豊臣秀吉によって朝鮮出兵の拠点として築城されました。約17ヘクタールの面積は当時、大坂城に次ぐ規模でした。天守閣跡からは壱岐・対馬を見渡せ、春には城跡全体に咲く桜を楽しむことができます。スマートフォンなどで「バーチャル名護屋城」を活用すれば、当時の様子がCGでリアルに再現されます。
- 肥前名護屋城跡
-
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3
- 電話番号
- 0955-82-5774
-
- 料金
- 清掃協力費100円
- 徒歩5分
-
- 狩野派の絵師・狩野光信が手掛けた「名護屋城図屏風絵」にも描かれている集落。通りのほとんどが農家で、昔ながらの農村の雰囲気に浸ることができます。道が舗装されているので歩きやすく、のんびりと散策できるのも魅力。大声で話したり騒いだり、住民の方たちに迷惑がかかる行為は慎みましょう。
- 徒歩5分
- 古くから「一井戸二楽三唐津」と称され、日本三大茶陶のひとつとして知られている唐津焼。麦原集落にある唐津焼きの窯元「炎向窯」では、窯のほか、納屋を改装したギャラリーを見学することができます。
- 炎向窯
-
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町名護屋4726
- 電話番号
- 0955-82-6022
- 徒歩15分
-
- 青少年の合宿などに利用される研修施設。建物に大研修室や体育館を、野外にはグラウンドや野外炊飯場などを備えています。唐津オルレでは、敷地内の自然歩道を通過。野外炊飯場では、焼き芋や流しそうめんなど、季節ごとのおもてなしが用意されています。また、足利義明陣跡付近にある「波戸の森」では、ブランコなどのアスレチック遊具を楽しめます。豊かな自然に囲まれて、童心にかえって遊びましょう!
- 波戸岬
少年自然の家 -
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町名護屋5581-1
- 電話番号
- 0955-82-5507
-
- 受付時間
- 8:30~17:15(平日・土日・祝日)
- 徒歩15分
-
- 朝鮮出兵で海に渡って活躍し、豊臣政権では五大老に名を連ねた越後の武将・上杉景勝(かげかつ)。その陣跡は現在、雑木林が広がっており当時の面影はあまり感じられませんが、四季折々の山野草を楽しむことができます。景勝の家臣である直江兼続(なおえかねつぐ)の陣跡は、隣接した海沿いにあります。
- 徒歩20分
-
- 玄海国定公園に指定されている波戸岬に整備された遊歩道。松の香りと波の音を感じながらの散策は、海岸沿いならではの楽しみです。ビュースポットからは玄界灘を一望でき、まるで海に吸い込まれるかのような迫力。また、「波戸岬柱状節理展望広場」では、溶岩などが固まってできた柱状節理を眺めることができます。
- 徒歩2分
-
- 薩摩国の武将で、関ヶ原の戦いで活躍した島津義弘。朝鮮出兵では渡海して戦い、朝鮮・明軍からも恐れられる存在だったといわれています。その陣跡は波戸岬の近くにあり、石塁の一部が遊歩道の脇にある木立の中に残っています。ただし、道が険しいため足を踏み入れる際は注意しましょう。
- 徒歩15分
-
- 環境省が認定する「日本の渚百選」に選ばれているビーチ。入口では、済州島の守り神「トルハルバン」の石像が出迎えてくれます。玄界灘に沈む夕日は、一日の疲れをきっと癒してくれるはず。毎年8月下旬に行われる「鎮西夏まつり」では、玄界灘をバックに打ち上げられる花火が夜空を彩ります。
- 徒歩1分
-
- 唐津オルレもいよいよフィニッシュ! 波戸岬海水浴場の駐車場にあるサザエのつぼ焼き屋台は、頑張った自分へのご褒美にぴったりです。目の前で焼いてくれるサザエは、噛めば噛むほど旨味がジュワリ。サザエのほかに、イカ焼きやアワビ、カキ(12月~3月)も味わうことができます。
- サザエのつぼ焼き屋台
-
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町波戸1616-1
- 電話番号
- 0955-82-4774
-
- 時間
- 3月中旬~10月9:00~18:00、
11月~3月中旬9:00~17:00
- 定休日
- 元日