唐津のおすすめ
-
- 唐津神社参道が整備され、その二年後、明治28年(1895)参道に曳山小屋が設置されてからは御旅所神幸前日の夜には小屋の前に各曳山が集合するようになりました。
それまでは、各町が提灯をつけて真夜中から明け方にかけてばらばらに各道順を選び、大手門の前、あるいは明治に入ってからは神社前に集合していました(勝手曳き)。
昭和37年(1962)からは行列による宵曳山が行われるようになりました。現在ではこの日の夜7時半に、刀町の曳山が大手口から曳き出され東行する間に、 各町が曳き順通りに一番近い場所から参加し、最後に唐津神社前に勢ぞろい、幻想的な宵曳山は観客を魅了します。
- 唐津神社参道が整備され、その二年後、明治28年(1895)参道に曳山小屋が設置されてからは御旅所神幸前日の夜には小屋の前に各曳山が集合するようになりました。
-
- 唐津くんちの最大の見どころとして、県内外から大勢の見物客 が訪れます。この日の早朝、唐津神社と特別な関係のある神田地区の青年が、神前にて雄獅子、雌獅子の獅子舞を奉納します。獅子は木造の漆塗りで頭にかぶって演じます。この舞は、口元をカブカブ動かすところからカブカブ獅子とも呼ばれています。午前9時30分を回ると、神輿を中心として前後に曳山が従い、明神台(西の浜お旅所)までの巡行が始まります。曳山は一番曳山の刀町・赤獅子から十四番曳山の江川町・七宝丸まで、制作年代順に並んで、旧城下町をまわります。お旅所への曳き込み、曳き出しが最大の見せ場です。
-
- この日は、前日の御神幸とほぼ同じ巡路で、旧城下の東西約8キロを回ります。ただし、神輿は出ません。各町ごとに揃いの鉢巻き、江戸腹、パッチ(股引)、腕ヌキに身を固め、いなせな曳子たちが、ヤマに乗り込んだ囃子方の奏でる緩急自在の典雅なリズムに合わ せて曳き廻るさまは感動的です。「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛声とともに、フィナーレへと高まっていきます。 曳山の曳き納めとあって、曳子は最大の力をふり絞りながら曳き、見物客は力いっぱい声援を飛ばします。そして、一台、また一台と曳山展示場に格納されます。
ご観覧の注意事項
- ・関係者の指示に従うこと。
- ・曳山や綱に近づかない。
- ・車道に出ない。
- ・規制ロープを越え道路にでない。
- ・曲がり角は特に危険。
【禁止】曳山巡行中、自撮り棒の使用
【禁止】路上駐車
【禁止】ドローンの飛行
- 家によって料理は違いますが、特筆すべきは、何と言っても巨大魚「アラの姿煮」。 とにかくデカイ!!小さいものでも軽く60センチを超えます。空洞 になったアラのお腹に大根やゆで卵を詰め、醤油10本・日本酒10本でおよそ1日かけてじっくりと煮ます。
- 煮るにあたっては、普通の大鍋では太刀打ち出来ないので、各々の家庭では鉄の船みたいな大鍋を特注で作り、それで煮て調理します。
- くんち当日。日頃から付き合いがある親しい友人、知人、親戚縁者に対し、殆どの家では、「どうぞどうぞ」とお酒や料理で饗応します。家々を廻ってくんち料理を頂くのが、唐津くんちの醍醐味と言えるでしょう。
唐津人以外の人でくんち料理をいただく方法は、「まず唐津に友達を作る事・・・・」ですね。
- 唐津くんち中は市中心部では休業されるお店もあります。唐津駅隣の「ふるさと会館アルピノ」では特産市が開催され、情報収集から休憩まで利用できますよ。
- 最終日の巡行が終わると、14台の曳山は一台また一台と「曳山展示場」に格納されます。(※ 現在建替え中で、曳山展示場は、「ふるさと会館アルピノホール」に移転しております。)おくんち以外はここで展示されているので、残念ながらおくんちを見逃した人はぜひ出かけてみて。(問)0955-73-4361